ライブビューAFのタッチシャッターで、決定的な瞬間も逃しません。
X6iは、位相差画素を積んでいるにも関わらず、さほど速さを感じなかったのですが、X7では、相変わらずマイクロフォーサーズ機ほどの速さに達していないものの、X7は体感できるほど速くなっており、十分に実用的です。
さて、今回のKiss X7の通常のAFは、Kiss X6i、X7iと違って、中央1点のみクロスセンサーです。X6iとX7iは、全点クロスセンサーと贅沢な仕様。しかしながら、X7のAFもなかなか優秀な方だと思います。X6iよりも落ちるとは思えません。
私は、Canon EOS Kissに関しては、全機種ではありませんけど、初代から、Kiss Digital N、Kiss Digital X、Kiss Digital X2、…Kiss X6i、Kiss X7と、何機種か使ってきました。10D、20D、30D、40D、60Dも使っていました。以前のCanon機は、あまりAF精度がよくなかったのですが、最近の機種は、精度も高く、X7でも十分に満足できます。
一方、NikonのAF精度は、以前よりも落ちていて、私はD7000で嫌になってしまいました。D7000のAF精度の低さが、Canonへ寝返った大きな原因の一つとなっています。私は、AF精度の高さ故にCanonからNikonへ乗り換えたのですが、今は逆に、AF精度の高さ故にNikonからCanonへ戻りました。Nikonも、D7100になって、また変わったのだと思いますが、どうも、あのボディーサイズで多点測距がいけないのではないかと思います。D300、D700では、精度が高いのですから。どうして6D以外の1桁機以外のCanon機が、少ない測距点のままなのか…コスト面も大きいのでしょうけど、精度が出せないからなのではないでしょうか。
ブログで何度も書いていますが、Nikon D40の3点測距は、すごく精度が高かったです。