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 SONYの新型ミラーレス機NEX-7は、2,400万画素センサーでありながら、高感度に強く、ISO100-25600対応。超高速コントラストAF、300万ドット有機EL内蔵EVF、ポップアップフラッシュ内蔵…という噂が出ている。

 最近、いろんなところで情報が出てくるが、SONYのAPS-C型の次期センサーの主力は2,400万画素になるようだ。今現在の主力は、α55、NEX-C3、D7000、K-5で使われている1,600万画素センサーだが、ここから、一気に2,000万画素超へと進化する。かなりの高画素化であるが、高感度画質は、よいらしい。近頃のSONY製センサーは、極めて評判がよいので、期待はできる。レンズのことを考えると、空恐ろしいが、SONYの技術には舌を巻く。

 SONY機のコントラストAFも、もともと高速だが、PanasonicやOLYMPUSのミラーレス機のAFは、爆速なので、SONYも、相当力を入れて開発しているので、おそらく、びっくりするほどのレベルに仕上げてくるだろう。

 ただし、NEXは、APS-C型であることが、諸刃の剣であることを忘れてはならない。センサーが大きければ、当然のごとく、画質的にフォーサーズよりも有利であるが、望遠になればなるほど、レンズは大きくなる。この辺をSONYは、どう考えているのだろう。未だ望遠ズームの発表はない。

 そういう意味では、1/2.3型のPENTAX Qや、Nikonの1インチ型のミラーレス機は、DSRL機がメインのメーカーとしては、賢い選択かもしれない。Canonの動向が気になる。