EOS 7D Mark IIのデュアルピクセル COMS AFは、かなり使える代物なのに、液晶モニターはタッチ式ではありませんし、固定式です。コスト面もあり、EOS 70Dとの差別化もあるのでしょうが、ちょっと残念。

 松戸の本土寺では、いろんな方が、地面すれすれにカメラを置いて(EOS 70Dの方もあり)、落ち葉の絨毯を撮っていたので、7D Mark IIでやろうと思ったら、だいたいこんな感じか…と勘でやるか、這いつくばってやるしかないよな…と、7D Mark IIの液晶モニターが可動式でないことを、ちょっと残念に思った次第。

 …まあ、それを言ったら、EOS M系なんて、もっとですよね。あちらは、可動式の方が絶対いいはずですけど、Canonは、そこに重点は置いていないんでしょうね。というか、ミラーレス機に重きは置いていません。とりあえずキヤノンにも、ちゃんとミラーレス機ありますよ〜というスタンス。デュアルピクセル CMOS AFじゃないし。なりふり構わず、機能てんこ盛りで勝負をかけてくる他社とは違いますね。

 そういう意味では、SONYとか、OLYMPUSはすごい。個人的にはSONYのα6000の後継機や上位機に注目しています。ミラーレス機の弱点は、動体だけになりつつあるので、そこを突き崩していくのは、SONYしかないでしょう。OLYMPUSでは、M.ZD 40-150mm F2.8 PROがすごすぎてびっくり。こういうレンズを作れるのはOLYMPUSをおいて他にはありません。マイクロフォーサーズならではというのもありますが、このレンズのために、OLYMPUS OMD E-M1を買うべきと思わされてしまう神レンズですね〜。