標準ズームレンズの新定番
 最近の高倍率レンズの主流は18-135mmですね。18-200mmや18-300mmなど10倍を超える超高倍率レンズほど無理がない設計なので、利便性と画質の両立が図れてよいレンズです。18-55mmだと望遠側がかなり不足して、普段使いにはちょっと不便で、一頃18-105mmのレンズがありましたが、望遠側をさらに135mmまで延すことによって、35mm換算200mm程度となり、一気に利便性が上がります。

 EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USMは、EFレンズ初のナノUSMを搭載し、AFスピードも高速、静音性にも優れます。4段分の手ブレ補正もよく効いて、素晴らしいレンズに仕上がっています。マウントも金属です。

標準ズームのお次は?
 標準ズームのレンズの次は、さらに望遠ズームのEF-S 55-250mm F4-5.6 IS STM、パンケーキのEF-S 24mm F2.8 STM、EF 50mm F1.8 STMあたりが、よく使いそうなレンズになります。値段もお手ごろですしね。

 APS-Cサイズのカメラで50mmとなると、Canonの場合だと80mm相当となってしまいます。ポートレートにはいいけど、スナップにはちょっと長い。EF 40mm F2.8 STMというパンケーキレンズもありますけど、40mmでも64mm相当ですから、できれば、24mm〜30mm程度の単焦点があると、何かと便利ですね。EF-S 24mm F2.8 STMなら、38.4mm相当となり、かなり使い易い画角となります。