もはや光学位相差AFでもライブビューAFでも
以前のライブビューAFは遅かったので、使うシーンが限られていましたが、デュアルピクセル CMOS AFがここまで速くなると、ファインダーと液晶モニターとどちらを使った方が撮りやすいか、それでだけでAFを選択できるようになります。
NikonのライブビューAFは相変わらず遅く、被写界深度が浅くて正確なフォーカスが欲しい時、ハイアングル、ローアングルの時だけに限られてしまいます。積極的に使おうという気にはなれません。
改めてキヤノンのデャルピクセル CMOS AFはすごい技術ですね。
お気に入りのドーナツ座布団で丸くなるネコ。…この体勢はニャンモナイトというそうですが、全くもって、よくネーミングしたものです。
Canon EOS 5D Mark IV発表
ついに私のメインカメラEOS 5D Mark IIIの後継機 EOS 5D Mark IVが発表になりました。
スペックは、ほぼほぼ予想通り。EOSのラインナップを考えると、3,040万画素というのは妥当なところですね。個人的にはEOS-1D X Mark IIと同じでよかったのですが、キヤノンがそんなことをするはずもなく、営業的には、実によいところに落としてきた感じです。EOS 5Dsと5Ds Rと1D X Mark IIの間と考えると妥当なところでしょうね。
1D Mark IIと同等のAFモジュール、測距エリアの拡大、EOS iTR AF、デュアルピクセル CMOS AFも、タッチパネル液晶、タッチAFも搭載され、常用高感度も3,040万画素にしてISO32000を達成、…と手堅く正常進化といったところですが、一つ残念なのが、連写秒7コマに止まってしまったところ。1D X Mark IIが秒14コマですから、せめて秒9コマは達して欲しかった。センサーサイズも解像度も違いますけど、秒7コマじゃEOS 80Dと同じです。
連写秒10コマが欲しい人はEOS 7D Mark IIしか選択肢がありません。これでNikon D750あたりが秒9コマとかで出していれば、また話が変わったのでしょうけど…。まあ、こればかりは仕方がありませんね。コストが跳ね上がってしまい、40万では済まなくなってしまいますからね。
コメント
コメント一覧 (2)
Mark IIIですら未だに完成度の高い名機で、それをさらに進化させたものですからね。Canonも最大限にコストカットした上での価格設定でしょうから、納得せざるを得ません。
E-M1の弱点はやはり動体です。ミラーレス機では、像面位相差でしか道はないわけで、OLYMPUSがどこまで成功しているのかが楽しみです。どこも苦しみ抜いて開発しているでしょうからね。血の滲む努力を続けた上での製品で、勝手気ままに言うのも申し訳ないのですが、OLYMPUSには期待しちゃいます。
E-M1Ⅱも楽しみですね~。AFシステム一新と手持ちハイレゾが使えるのが大きいでしょうか。
あとは位相差センサーかどうかが分からないみたいですね。