激しいスポーツで思い知らされる
前回は、比較的緩めのスポーツを撮りましたが、今回は、アリーナで比較的激し目のスポーツにチャレンジしました。もちろん、OM-D E-M1よりはずっとよいですけど、EOS 80Dには敵わないんだな…という軽い敗北感。動体予測に関しては、CanonのAFの優秀さを再認識させられました。前回の評価は、ちょっと勇み足だったと反省。
E-M1 Mark IIがダメだという訳ではありません。E-M1 Mark IIの C-AF は、最初にS-AFのように、一度測距してから、そのまま測距し続ける…というワンクッションがあるのです。このAFの掴み方が、若干の違和感を覚えます。Canonの場合は、目標にAFフレームを当てるだけで瞬間に、そしてシームレスに測距する感じです。全く意識する必要がありません。Canonの動体予測は、かなり速く掴みに行く感じです。E-M1 Mark IIは、ほんのちょっとですが、ワンテンポ遅いので、激しいスポーツだと目標物を掴み損ねてしまいます。結果、ピンボケ写真を生み出してしまう感じです。
Canonの AIサーボは、伊達ではなく、CanonのAFの強さを表しています。お見事。E-M1 Mark II は、ミラーレス機としては、非常に大きな進化を遂げたと思いますが、まだまだ、CanonやNikonのレフ機には、一歩及ばないところにあります。射程距離内に捉えたのは間違いありませんが…。
まだまだ、Canonのお世話にならないといけないことがわかりました。動きの読めない、高速な動体に関しては、EOSを頼らざるを得ませんが、たいていの被写体は E-M1 Mark IIでOKです。
E-M1 Mark III になると、もしかしたら、レフ機と遜色ないレベルまで行っているかもしれません。それを期待しつつ、両機を使い続けていきたいと思います。
コメント
コメント一覧 (4)
激しい動きに関しては、レフ機の方が安心ですね。
これで打ち負かされてしまえば、レフ機はますます売れなくなってしまいますが、E-M1 Mark IIの存在は、非常に大きな脅威であることは間違いありません。Canonの新しいカメラも楽しみです。
レフ機の方がよいシーンは間違いなくありますね。
でも、E-M1 Mark IIのAFは相当にいいです。対CanonのサーボAFとの比較だと厳しい評価にならざるを得ませんが、シーンによっては決して負けていません。α99 Mark IIも相当良いカメラのようですね。逆に、私は、こちらに興味深々です。
camekichiさんの高い評価で、MFTもいいかなぁと考えていましたが、
少々待った方がいいでしょうかね。
おそらく私の用途ならE-M1markⅡで間に合うんでしょうけど、どんなスポーツなのか、興味ありますね。
以前、EOS7DmarkⅡでスポーツ撮影していましたので、優秀さは、わかります。
α99markⅡでは、まだ動き物やっていませんからEOSとの比較できませんが。
また記事、楽しみにしております。
まだまだレフ機も必要ですね。CanonもKissの新作出しそうですね。