Canon EOS Rの位置付け

 今回登場した EOS Rは、一眼レフ機でいうとEOS 6D系なのかな…と思っていましたので、フルサイズエントリー機と解釈していましたが、どうも違うみたいです。確かに、エントリーモデルだとしたら、キットレンズが用意されるはずか…。



 今年中に、EOS Rのエントリーモデルが出るとか…。このクラスのカメラには、マルチファンクションバーは搭載されないとのことです。現行のEOS R から機能をそぎ落としてのエントリーモデルでしょうから、軍艦部の表示パネルなんかも取り去って、ボディーサイズも、もう少し小型化するのかもしれません。表示パネルは、MODEボタンとも連動しているので、エントリー機にも載せてくるのか、エントリー機は、従来のMODEダイヤルになるのか、疑問もありますが。

 現行のEOS Rが、ミドルクラスとしての位置付けなら、グリップがしっかりしていて、少し大きめのボディーを採用し、大きいレンズとのバランスを考えているのも納得がいきますね。

RF レンズ ロードマップ

 ニコンは、Z マウント レンズのロードマップも正式に発表しています。

   ニコン公式サイトにおける Z マウント レンズ ロードマップ 

 キヤノンは RFレンズのロードマップは公表していません。ニコンもキヤノンも昨年、初めてのフルサイズミラーレスを世に出し、合わせて新しいマウントのレンズも出してきましたが、ニコンとは思想がまるで違い、出してきたレンズの種類が異なります。

 キヤノンは、ミラーレスだからこそ実現できた RF24-70mm F2と、利便性が高く画質ともバランスが取れる、キヤノンの王道レンズ RF24-105mm、スナップにもブツ撮りにも使える便利な単焦点 RF35mm F1.8 MACRO を投入。一方のニコンは、極めてオーソドックスな Z 24-70mm F4、Z 35mm F1.8、Z 50mm F1.8を発売しました。ただし、今後ミラーレスだからこそ実現可能な Z 58mm F0.95 というニコン史上最高レベルの明るいレンズを出しますよという発表もしています。

 キヤノンの RFレンズのロードマップも欲しいですね。今後、RFレンズがどのような展開を見せてくるのかぜひ知りたいです。 

 今年中に、RFマウントのエントリー機が登場するとなると、必ずキットレンズが開発されるでしょうから、併せて RF 50mm F1.8のような並単も用意されるのかもしれません。 


 昨日は、恐ろしく冷たい風が強い日で、シャッタースピード 1/640 でも被写体ブレしちゃいました( ̄◻︎ ̄;)。やはり、EF 50mm F1.8 STM は、ボケがちょっとうるさいレンズですね(^_^;)。