EOS R の動体撮影はいかに?

 EOS R のサーボAFの性能はどの程度なのでしょうか。

 Canon は、ミラーレスの進化を当初甘く見ていたのではないかと思います。ミラーレスに移行するのには、まだまだ時間がかかると考えていたと思います。
 しかし、予想以上に、SONYの技術レベルは高かった。α9 は、EVFのブラックアウトもなく、動体AFの追従性も極めて高く、電子シャッターの動体歪みも抑えられており、そのAF性能を受け継いだα7 IIIもコストパフォーマンス抜群で、一気に、CanonとNikonからSONYにユーザーが流れてしまいました。私もその一人ですけど。
 機は熟したと、CanonがEOS Rを発売したのではなく、慌てて出してきたという気がします。これ以上遅れれば、SONYに全部持っていかれる。勝手な憶測ですけど。



 結果的には、EOS Rは素晴らしい製品で、初代機ながら、老舗カメラメーカーがしっかり作り込んだカメラに仕上がっています。いろいろ言われていますけど、堅実なフルサイズミラーレス機だと思います。

 私が一番気になっていたのは、EOS R の動体撮影です。SONY α7 III のコンティニュアスAFは、α9 譲りの素晴らしいもので、安心して動体を撮影することができます。しかも、高速連写でも、AFは追随し、一眼レフで動きモノを追うのと遜色ないほどのレベルにあります。これは、ホントに素晴らしい技術で、SONYの圧倒的な強さです。一眼レフと同等のAF性能を求めるなら、SONY一択と言っていいでしょう。α7 IIIでは、AF追従で秒10コマもOKです。私もα7 IIIを使ってみて、もうレフ機でなくてもいいのではないかと思いました。




 では、EOS Rでは?
 …SONY α7 IIIには及ばないものの、一応ちゃんと追随しますよ。ただ α7 III レベルまで性能を上げてくるのには、もう少し時間がかかるでしょう。何しろ、EOS Rはまだまだ初代機ですから。

 EOS RのAF性能は、素晴らしいですよ。2013年に、EOS 70Dに初めてデュアルピクセルCMOS AFを搭載して以来、5年。進化を重ねEOS Rでは、ONE SHOTでは一眼レフの光学位相差AFと遜色ないくらいにまでレベルを上げてきています。これで、動体追従で、連写秒10コマくらい撮れるようになれば、もう鬼に金棒です。SONY に及ばない大きな壁の一つですから、Canonも必死で開発していると思います。