私のメイン機は、今やOLYMPUS OM-D E-M5 となっています。普段の撮影は、OM-Dだけで十分満足できますので、これだけ持って出かけることも少なくありません。
解像感でいえば、Nikon D3Sよりも間違いなく上ですし、LPFの極めて強い5D Mark Ⅲよりもいい感じです。高感度に関しても、マイクロフォーサーズ機の中ではダントツのレベルにありますので、大きな不満はありません。
最近は、仕事でもOM-Dを多用しており、たぶん仕事上の7~8割は、マイクロフォーサーズで用が足りてしまいます。
フルサイズでないと、どうにもならない部分は、大きなボケ量が必要なときと、超高感度が欲しいとき、動き物のときです。そういうときのみ、D3Sを持ち出していましたが、D3Sは、重すぎるし、嵩張るし、特に、出かけたときは、ものの2、3時間で苦痛を味わい、撮影意欲も急降下…。
せっかくのフルサイズ機でも、苦痛とならない程度の重さで、何とか持ち歩きたい…ということで、今回、Canon EOS 5D Mark Ⅲの導入となりました。
私にとっては、高画素よりも高感度重視、高いAF性能が大きなポイントとなります。個人的には1,000万画素程度で十分なのですが、トリミング耐性のことも考えると、高感度が犠牲にならなければ、ある程度の高画素でも、まあいいかと考えています。そうした中、5D Mark Ⅲが発表され、いろいろ情報を集めてみて、やはり、今の自分に必要なのは5D Mark Ⅲだという結論に至りました。
5D Mark Ⅲの高感度特性は非常に優れていて、AFもかなり強化されました。実際、仕事に使ってみても、D3Sの置き換えとして十分通用します。