Came吉 写真館

Camekichiが、日常を何気なく撮った写真を載せた日記代わりのブログです。つたない写真ばかりで恐縮ですが、カメラやレンズ名をタグ付けし、Flickr上にオリジナル写真もリンク付けしてありますので、何かの参考になれば幸いです。

タグ:NEX-5N

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 1年に1回は、家内と食べるランチメニュー「地鶏のグリル」。野菜もたっぷりで、隠し味に味噌を使ったソースが絶妙。

 「世の中ってうまくいかない…」とよく言われるが、まさしくその通り。
 ミラーレス機は、過渡期ということもあるが、「帯に短し襷に長し」である。
 NEX-5Nは、すばらしい画質で、申し分ないが、AFが遅い。いわゆるコンデジレベル。E-P3は、デザインも画質もよいし、発色も好みで、アートフィルターがすばらしく、AFも速いが、望遠時にAFの中抜けが多いし、近景でも意味不明のピンぼけが発生する。 Panasonicは、AFは爆速で、バリアングル液晶の機種もあって、使い勝手がよいが、発色とデザインが好みでない。Nikon1は、AFは動体もOKな素晴らしい性能だが、いかんせんセンサーが小さすぎ。Canonに期待するしかないか…。

 …ということで、結局、一眼レフに回帰する?

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 バラの観賞の後、ヨドバシカメラに寄って、Nikon 1やRICOH GR DIGITAL Ⅳ、SONY α77、…等々新製品をいじってきた。

 時間もなかったので、納得するほど触れなかったが、Nikon 1の第1印象は、想像していたよりも、AFは速くない感じと、操作性に難ありということ。それに、やはり、1インチセンサーの割にボディーがでかい。店員さんは、「Panasonic LUMIX G3やOLYMPUS PEN E-P3よりも、間違いなく速いです。」と言っていたが、体感速度はそんな感じでもなかった。あまり明るくはない店内で試したからかもしれない。

 ヨドバシカメラ千葉店では、黒が人気で在庫なしの状態だそうだ。在庫をどの程度置いていたのか知らないが、このデザインで、一応売れているんだね…とびっくり。Nikonのネームバリューと、最近バンバン流れているCMも手伝ってのことか…。テレビを付けていると、1日何度も目にするCMだが、Nikonが放つ全く新しいカメラということで、相当力が入っている模様。

 ヨドバシカメラには、ミラーレス専用のカウンターができていて、PENTAX Qも触ってきたが、Nikon 1よりもはるかに所有欲を満たしてくれる。この小ささとデザインの良さ、質感の良さは、OLYMPUS PEN E-P3と双璧だ。

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 秋バラを見に行ってきた。春バラの方が花数が多く賑やかだが、秋バラは、花の色が一段ときれいで美しい。

 ボケがきれいなレンズって惚れ惚れする(このレンズは普通f^_^;))。ピンの合っているところは、キレキレで、ボケはとろけるような、まろやかな画はすばらしい。ボケを味わいたくて、コンパクト機から一眼へステップアップする人も多いと聞くが、それはそうだろう…被写体を浮かび上がらせ、立体感がまるで違う。

 ただし、撮像素子が小さくて、開放絞りでもあまりボケない…というのが「良さ」になることもある。絞り込まなくても、シャッタースピードを保ったまま、ピントの合う範囲が深くできる。開放でも、ピントがシビアでないので、記録用としては重宝する場合がある。 私の場合、趣味としての写真も撮るけど、大半が仕事用の写真で、しかも記録用が殆どだ(正確に言うと、もとは記録用に撮るところから、趣味に発展していったようなものだが)。したがって、コンパクト機も手放せない。被写界深度が深く、少々いい加減な撮り方をしても、ピンが合うからである。

 記録用とはいえ、90%くらいが人物で、しかも屋内が多い。フィルム機の時代は、殆どISO800の高感度フィルムばかりだった。屋内なので、絞りは開放付近で、ピントはシビアなので、AF性能が問われる。人物が殆どなので、測距点は端っこばかり。

 屋内が多いことから、高感度を突き詰めて、デジタル一眼を使うようになり、高感度に強いCanon機となり、AF性能を突き詰めて、EOS-5Dとなった。ゴミ問題から、再度Nikonへ乗り換え、現在に至る。

 最近の機種は、ミラーレス機のように、高感度にもある程度強くて、軽量コンパクトなカメラが増えてきたので、非常にありがたい。

 RICOH GR DIGITALなどは、被写界深度が深いので、仕事用としても実に重宝した。もちろん画質は折り紙付きで、操作性も抜群、レスポンスもまずまずで、シャッターチャンスに強かった。GR DIGITAL Ⅳは、ハイブリッドAFとなり、GR DIGITAL Ⅲの1/2のAFスピードが実現できているようで、すばらしい。ただ、GRに7万円も払うのなら、1/1.7型センサーよりも大きい、フォーサーズやNikon 1に投資した方がよいような気がする。

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 何にでも顎をのっけて寝るかりん。

 いろいろなカメラを試してみて思うこと。私にとっての大事なポイントは、AF性能(精度とスピード)と高感度画質。この2つが絶対条件となる。両方を確実に備えているカメラとなると、NikonやCanonの上級機となってしまう。3番目の条件は、やはり軽さ。すべての条件を満たすカメラなど、なかなかないのだが、ある程度は目をつむり、バランスのよいカメラを見つけるべく試行錯誤している。

 重さを度外視すれば、Nikon D3SやCanon EOS-1D X、Nikon D700、Canon EOS-5D Mark Ⅱ…等 は、AF性能、高感度画質は完璧だが、バランスのよさで考えれば、Nikon D7000。次点はCanon EOS-60D。画質だけなら、PENTAX K-5が断トツだが、AF性能があともう一歩のところ。

 ミラーレスでは、OLYMPUSが総合的に非常にバランスが取れているが、AFがダメだ。速ければよいというものではない。ピン抜けが多すぎる。画質だけなら、NEX-5Nが最強だが、AFが若干遅いのが残念。

 Nikon 1は、AFは抜群によいらしい。高感度画質は、センサーサイズに応じた程度だが、悪くはないそうだ。好きなデザインではないが、一度試してみたいと思う。

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105mm相当 ISO3200 AWB +2/3EV F5.6 1/80秒 AF JPEG撮って出し

  ミラーレス機は、Panasonic機はG1、GF1、OLYMPUS機はE-P1、E-PL1、E-PL2、E-P3、SONY機がこのNEX-5Nと、7台ほど使ってきたが、それぞれに良さがあり、欠点もある。

 Panasonicは、やはり爆速AFが非常に魅力的だったが、どうしても発色が自分好みでなかった。OLYMPUS機は、発色については文句なし、E-P3になってAFもPanasonicに及ばないものの、十分に速くなったが、望遠レンズでは、かなり確率でピン抜けで、他のレンズでも、意図しない謎のピンぼけがあることが欠点。

 NEX-5Nは、ピンぼけでも、その理由がわかるもの(ピント合わせの途中で、慌ててレリーズボタンを全押ししてしまったとか…)で、AF精度は低くない。AF速度についてはPanasonicどころか、OLYMPUS機にも及ばず、ちょっと遅いところが残念。ただし、E-PL2並のスピードはもっている。画質は折り紙付き。APS-Cサイズで、しかも定評ある1,600万画素センサーで、すばらしいレベルにある。

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