私の友人は、α100でデジタル一眼デビューしてから、ずーっとSONYを使い続けてきたのだが、α700からNikonへ鞍替えしてしまった。彼はOVF派で、SONYの一眼レフ機がことごとくEVFになってしまったからなのだが、その気持ちはよくわかる。フラッグシップ機まで、ミノルタから受け継いだ非常に優れた光学ファインダーを捨て、すべてがEVFとなってしまい、まあSONYらしいといえばSONYらしいのだが、α900のすばらしいファインダーは捨てるに惜しい。
とはいえ、私の方は、NikonからCanonへ戻り、普段使いのカメラはSONY機が多くなってきた。SONYの画づくりは、結構好みであるのと、特に人物を撮ると、なかなかよい発色。解像感もすばらしい。
特にツボにはまったのがCyberShot DSC-RX100で、すばらしい描写だ。GR DIGITALに、はまっていたときと同じような感覚であるが、1インチセンサー、Carl Zeiss Vairo-Sonnar T* 28-100mm F1.8-4.9が描き出す画は、コンパクト機とは思えないレベルである。