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今日のかりんちゃん SONY CyberShot DSC-RX100
新しいカメラをチェック SONY CyberShot DSC-RX100
勤労感謝の日は、天気が悪かったので、ヨドバシカメラで、新しいカメラのチェック。
SONY α NEX-5R、NEX-6、FUJIFILM X-E1、SONY α99をいじってみる。新しいNEXは、なるほどAFが速くなっていたが、爆速というほどでもなく、OM-DやE-PL5よりはちょっと遅い感じだ。ただ、これは、実戦投入してみないと、使えるか使えないかはわからないので、何とも言えない。何しろ、RX100は、仕事でも十分使えるということが現場で使ってみて初めてわかった。
X-E1+XF18-55mmも十分速い感じがしたが、タッチパネルやFUJIFILM得意の顔認識AFが使えないので、仕事ではちょっと使いにくい。絵づくり、画質は、自分には最もしっくりするものなので、ちょっと残念。FUJIFILMの顔認証技術は古くから研究を重ねた十八番中の十八番。Xシリーズ(大きいセンサー)に、どうして載せないのか理解に苦しむ。
新しいおもちゃ SONY CyberShot DSC-RX100
恐るべき画質 SONY CyberShot DSC-RX100
今年は、ハイエンドコンデジの当たり年です。
ミラーレス機が普及してきたときは、ハイエンドコンデジは吸収されて、縮小していくだろうと思っていましたが、今年は、一気に存在感を増し、フルサイズのRX1まで出て、行くところまで行ってしまった感じです。
RX100については、その高画質ぶりに、日々驚かされます。高感度ノイズについては、SONY α55やCanon EOS 60Dに肉薄するレベルです。AF精度では、α55や60Dを完全に上回りますから、α55や60Dクラスを使う意義を完全に見失ってしまいました。
1インチセンサーは、当初Nikon1しかありませんでした。ですから、アプティナ製センサーと、1Nikkorのしょぼいレンズでの評価となってしまったので、所詮、フォーサーズよりも小さいセンサーでは、大したことがないと感じていました。
RX100のおかげで、そうした評価も一掃されました。フォーサーズどころか、APS-C型にも決して引けを取らない画質に、ただただ驚かされます。SONYが1インチセンサーを作ると、ここまでのレベルに引き上げられるのです。しかもツァイスのレンズも、素晴らしいもので、交換できない一体化だからこその高画質ということもあり、ハイエンドコンデジの存在意義を大きく引き上げた功績は非常に大きいです。
OLYMPUS STYLUS XZ-2についても同様ですし、Panasonic LUMIX LX7も、ついにSUMMILUXを搭載、作例を見ると、なかなかの画質。ハイエンドコンパクト機の躍進で、軽快に一眼画質を持ち歩けるようになり、幸せな時代になりました。
ミラーレス機や、一眼レフでないと、どうにもならないシーンも確かに存在しますが、それは、私にとっては、全ショットの1%にも満たないもので、ここまで来ると、もう一眼レフを手放してもいいのかな…と思い始めています。